対称性による計算の高速化
MEEPでは、mp.Simulation()のsymmetriesに計算領域の対称性を指定することで、 計算量を減らし高速化することができる。リスト形式で複数指定することができる。
鏡面対称性:mp.Mirror(direction, phase)
鏡面対称性を指定する。
direction
鏡面対象の方向。例えばmp.YはY方向(xz面)に関して対称性がある。
phase
鏡面対象の位相。電磁場の方向が反転しないなら1、反転するなら-1。
2回回転対称性(C2):mp.Rotate2(direction, phase)
2回回転対称性を指定する。
direction
回転軸の方向。例えばmp.YはY軸を軸とする180°回転対称性がある。
phase
電磁場の位相が反転しないなら1、反転するなら-1。
4回回転対称性(C4):mp.Rotate4(direction, phase)
4回回転対称性を指定する。
direction
回転軸の方向。例えばmp.YはY軸を軸とする90°回転対称性がある。
phase
電磁場の位相が反転しないなら1、反転するなら-1。